効果的な英文履歴書の書き方
外資系企業への就職や海外就職・インターンシップなど、社会の国際化が進むにつれ、英文履歴書が必要になる機会が増加しています。 英文履歴書は日本の履歴書のように特定の用紙があるわけではないので、自分でMS Wordなどを使って一から作成しなくてはなりません。
インターネットで検索すれば、英文履歴書のテンプレートなど役に立つツールがありますので、まずはそれらのフォーマットを基本にするのも良いでしょう。但し、印象に残る履歴書にするために、適切な自己アピールを追加する事が大切です。
英文法やスペルに間違いのある履歴書、見た目の整っていない英文履歴書はそれだけで就職の機会を失いかねません。 また、同じ内容でも言葉を慎重に選ぶ事によって、伝わる印象は全く変わってきます。
書き上げた英文履歴書や英文カバーレターをより印象深いものにするために、類語・同義語機能(シソーラス)を使えば、 より適切で洗練された単語に簡単に置き換えることができます。また、形容詞・副詞を上手に挿入する事で、説得力のある英文に仕上げます。
以下に記載してあるのは英文履歴書の代表的な記入事項です。これはひとつの例に過ぎません。 あなたのこれまでの職歴や応募する企業の業種、ポジションによって、スタイルも変わってきます。 また大学を卒業したてであれば、学歴のほかに、ボランティアなど大学時代にどのような活動をしていたかにフォーカスをあてる必要があります。
また、最近はLinkedIn等のキャリア用のソーシャルネットワークが頻繁に利用されています。海外企業、外資企業への就職を考えているならLinkedInのプロフィールを作成しておく事もお忘れなく。
代表的な英文履歴書の記載事項
PERSONAL INFORMATION:
名前、住所、連絡先(電話番号、Eメールアドレス)
CAREER OBJECTIVES:
希望するポジションへ応募する旨を書く
SUMMARY:
経験、スキルなど自分の強みの簡単な要約
EDUCATION:
日付(年・月)、学校名、学部・学科名、場所、卒業年 専攻について詳細
WORK HISTORY:
(最近の職務経歴から) 日付(例:May 2012 to Present) 会社名、場所、業種 部署・役職 仕事内容、達成事項
SKILLS:
スキル(資格、外国語やコンピュータプログラミングのスキル、使えるソフト名など)
PROFESSIONAL AFFILIATIONS:
所属している団体(仕事・仕事に関連した学術関係やボランティアなど)