英語でよろしくお願いします

英語でよろしくお願いします

英文メールで「よろしくお願いします」と書きたい時は・・・

英語で「宜しくお願いします」に当たる表現は何でしょうか?日本語のビジネスメールはこの言葉で結ぶのが常識の様になっていますが、英語のメールや手紙の場合、「よろしくお願いします」に当たる言葉は見当たりません。

しかし英語のメールでも、「よろしくお願いします」の気持ちを最後の一文に表すことは可能です。この場合、そのメールの主旨によって文章が全く変わってきます。

例えば、見込み顧客やパートナーへ何か提案をした場合。「よろしくご検討お願い申し上げます」の気持ちを込めて、 ”We would appreciate your consideration.” 等と書くことができます。

これから取引や一緒に仕事をする相手に対しては「今後ともよろしくお願い致します」の場合、 ”We are looking forward to working with you.”

相手にとって残念な内容のメールの場合は ”Thank you for your understanding and cooperation.” 「ご理解の程よろしくお願い致します」

このように、日本語メールでは「よろしくお願いします」で全て締める所を、英語メールでは内容を汲んだ上で様々に変化をつける必要があります。

覚えておくと便利なのが ”We would appreciate your…” という表現です。この後に、相手に期待する事を名詞・動名詞で続けます。

「理解」を期待するのなら “understanding”“patience”

「協力」を期待するのなら “cooperation”

「検討」を期待するのなら “consideration”

「今後の付き合い」を期待するのなら ”friendship””continuous support”… 等。

「よろしくお願いします」の英語訳はありませんが、その気持ちを英語メールの最後の一文に込める事は可能です。この英文の後に、結び・締めの語句 (Regards, Best regards, Warm regards, Sincerely yours, Thank you, 等 ) を入れます。

テレワークも定着しつつあり、メールによるコミュニケーションの機会も増えてきている昨今。顔の見えない相手だからこそ良い印象を与える英語メールを書きたいものですよね。そんな時に使えるフレーズを紹介しました。

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