英語でクレームをつける
英語でクレームをつける場合に便利な表現を紹介しましょう。英語でクレーム(claim)と文字通り訳すと、日本語の「クレーム」とは多少意味が違ってくることを、皆さんはご存知でしたか?”claim” とは、意見などを主張するという意味があり、必ずしもネガティブな意味合いではありません。日本語の「クレーム」に一番近いのは、”complaint” でしょう。「苦情を言う」という意味合いになります。
さて、英語でクレームをつける相手、状況によっても変わりますが、どんなに不公平な立場であっても丁寧にクレームを言い表すとスムーズに行くことが多いです。
・ I’m sorry to bother you (お忙しいところ申し訳ありません)
例えばレストランで、 I am sorry to bother you, but this fish is a little undercooked.( お忙しいところ申し訳ありませんが、この魚少し生焼けのようです)
・ Excuse me, but… (すみませんが、)
どんな時でも使える王道の表現です。最初の声がけに使えます。相手が悪い場合など、上記の”I’m sorry~”を使う必要が無い場合はこう切り出しましょう。
スーパーのレジなどで割り込みされた場合。Excuse me, but I am in the line.(すみません、私並んでるんですけど)
・ I understand this is not your fault …( あなたのせいではない事は承知していますが…)
クレームを言う相手が担当者以外に当たることもあります。離している相手に対して怒っているのではないと伝えると、クレームを受けている人も多少心が和むというものです。
I understand it’s not your fault, but the airline promised they will provide hotel to stay if the flight is canceld. (あなたが悪いわけではないとは分かっていますが、飛行機が欠航になった場合は航空会社がホテルを用意してくれると約束してくれています。)
・ May I have your name, please? (お名前をお伺いしてもよろしいですか?)
クレームを受けた担当者の名前を聞きます。何も対処されなかった場合、その人に責任があるよ、ということを暗に示します。相手も自分の名前を出して上司にクレームを付けられては困りますから、きちっと対応してくれるでしょう。
・ I’m afraid there may be a misunderstanding.( 誤解があるようですね)
例えば、飛行機やホテル、レストランなどで予約をして、予想外の出来事が起きたときに使います。例えば、 I’m afraid there may be a misunderstanding. I requested a twin bedroom. ( 何か誤解があるようですね。私はツインのベットルームをお願いしたのですが) などです。
英語でクレームをつけるときは、英語に多少自信がなくてもはっきりと堂々と伝えることが大切です。