英語メール 前置詞の使い方
前置詞は英文法の中でも間違えやすいトピックのひとつです。
間違えても致命的ではない場合が多いとは言っても、正確に使えていないと文章をきちんと書けない、野暮ったい印象を与えてしまいます。 スマートな英語メールを書くためにも、小さい単語ですが前置詞にもしっかり目をくばるべきです。
間違えやすい前置詞の例
間違えやすい前置詞に at, in, on があります。これらは場所を表す場合と時間を表す場合があります。
場所を表す前置詞 at, in, on
基本的な考え方:
at+point (地点),
例:at the bus stop, at the entrance, at the corner, at work, at home
文例:I am supposed to meet my co-worker at the entrance of the building.
in+closed place (囲いのある場所),
例: in England, in a box, in a building, in a car, in the sky
文例:They have been in the meeting room for 3 hours.
on+surface (表面)
例:on the table, on the menu, on the ceiling, on the bus, on the train
文例:there is a big clock on the wall.
時間を表す前置詞 at, in, on
基本的な考え方:
At+precise time(時刻),
例:At 5 o’clock, at noon, at the moment
文例:Let’s have a conference call tomorrow at 2pm.
in+week, month, year…long time(週,月,年など長い時間),
例:In May, in summer, in 2007
文例:I am visiting my friend in Canada in summer.
on+dates, days(日付,曜日,日)
例: On Monday, on December 21 st, on my birthday
文例:We celebrate his birthday on Saturday.
例: My favorite desert is ice-cream. My brother, however, prefers chocolate cake.
3つ以上の単語やフレーズを連続して書くとき。
例: Angie, Dan, and Tina went to school.
都市名など場所の名前、日付(ただし月と日の間は除く)、住所(ただし番地と通りの名称の間は除く)。
例:Los Angeles, California is a dynamic city.
その他特に日本人が間違えやすい前置詞がuntil/till(~まで)とby(~までに)です。 日本語で表現が似ているので、英語でも混乱してしまう方が多いですが、まったく違った意味合いを持ちます。
Until or till:ある時まである状態がずっと続いていることを示す。
By:ある時までに出来事が完了することを示す。
文例:I was working at the office until 10pm last night.
文例:I have to finish this report by this evening.
前置詞は日本人だけでなく、英語以外の言語を母語とする人にとっても正確に使うのが難しい事項です。だからこそ誤りなく使えている英文メールは、とても洗練されたイメージを与えます。前置詞を正しく使用して、好印象な英語メールを書きましょう。